LESSON 23 / 150
ベルヌーイの定理と揚力の関係
Aircraft Systems, Performance & Limitations

推力と飛行機の前進
訓練生キャプテン、飛行機が飛ぶために必要な推力とベルヌーイの定理について教えてください。
キャプテンもちろんだよ。まず、推力について説明するね。飛行機のエンジンがプロペラを回転させることで、空気を後方に押し出し、その反作用として前進する力、つまり推力が生まれる。この推力が飛行機を前進させるんだ。
次に、飛行機が前進することで、翼に空気が流れ、その流れが揚力を生み出す仕組みについて話すよ。この部分でベルヌーイの定理が重要になるんだ。
ベルヌーイの定理と揚力の発生
訓練生ベルヌーイの定理って何ですか?どうやって揚力が生まれるんですか?
キャプテンベルヌーイの定理は、流体力学の基本的な法則で、「流体の速度が増加すると、その圧力が減少する」というものだ。飛行機の翼に適用すると、以下のように揚力が発生するんだ。
揚力が発生する流れ:
- 翼の形状:
飛行機の翼は上面が曲面で下面が平らな形状をしている。この形状をエアフォイルと呼ぶ。 - 空気の流れ:
飛行機が前進することで、翼の上下を空気が流れる。上面の曲面に沿って流れる空気は下面よりも速く流れる。 - 圧力の差:
ベルヌーイの定理によれば、速く流れる空気は圧力が低くなる。つまり、翼の上面の圧力が低く、下面の圧力が高くなる。 - 揚力の発生:
翼の上下面の圧力差が揚力を生み出し、この揚力が飛行機を持ち上げる力になる。
訓練生なるほど、推力が飛行機を前進させ、その結果として翼の上下に圧力差が生まれて揚力が発生するんですね。ベルヌーイの定理がその仕組みを説明しているんですね。
キャプテンその通りだよ。エンジンの推力とベルヌーイの定理が組み合わさることで、飛行機は揚力を得て飛ぶことができるんだ。この原理をしっかり理解することが、飛行機の操作や飛行の安全にとても重要なんだ。
SUMMARY
飛行機のエンジンが推力を生み出し、飛行機を前進させる。前進することで翼に空気が流れ、ベルヌーイの定理により翼の上下面に圧力差が生まれ、揚力が発生する。この揚力が飛行機を持ち上げ、飛行を可能にする。