LESSON 135 / 436
PerformanceとLimitationsの全体像
W&B・Performance

訓練生キャプテン、Performanceって結局どこまで分かっていればいいんですか?
キャプテンPrivate Pilotでは、数字を暗記するよりも「その日の条件で、その機体が安全に離着陸・上昇できるか」をPOH/AFMのデータから判断できることが大切だ。PerformanceとLimitationsは、飛べるかどうかではなく、十分な余裕を持って安全に飛べるかを判断するためのものだよ。
KEY POINTS
- POH/AFMのperformance chart・table・limitationを使う
- 気温・気圧高度・重量・風・滑走路条件で性能は変わる
- 計算値と実際の性能には差が出る前提でmarginを持つ
- W&BとPerformanceは別々ではなく同時に評価する
実際のフライトでは
キャプテンたとえば高温・高標高・満載・短い滑走路が重なると、個々の条件が少しずつ悪いだけでも全体の余裕は大きく減る。出発前に条件を重ねて評価する癖をつけよう。
理解をつなげる
Performanceは一つの数値ではなく、離陸・上昇・巡航・着陸の各phaseに残っているmarginを確認する作業だ。POHの数値を出したら、次に「滑走路・障害物・地形・気象・機体状態・自分のproficiency」を重ねて判断する。計算上可能でもmarginが小さければ、重量を減らす、涼しい時間帯を選ぶ、長いrunwayへ変更する、といったrisk controlを考える。